悪い予感は当たるもので、この間トランプ勝利な気がするとか言ってたら本当にトランプ氏が勝ってしまいました。
折角トランプリスク減退で盛り返した資産状況でしたが、トランプ氏当選によるいわゆるトランプショックで資産状況はまた一転して急降下です。
トランプショックで株価はどうなる?
とりあえず大統領選の結果が出た今日の株式市場だけを見ても、日経平均は終値で919.84円(5.36%)下落しているわけですが、これからの株価はどうなってしまうのでしょうか?素人なりに少し考えてみます。
トランプ氏は基本的に米国第一主義を主張しており、そのための経済政策として法人税の軽減や、富裕層への所得税軽減、TPP反対などを掲げています。
法人税の軽減によって米国企業の業績は底上げされることになりそうです。
またもし「TPPやっぱやーめた」ということにでもなれば、これまた米国産業にはプラスに働くでしょう。関税で守られるわけですから。
これら2つを見る限りでは、米国経済は上向いていきそうな感じがしますね。
そうなると、今度は米国経済が良くなったということで利上げが進んで、なんだかんだでドル高の方に傾いていきそうな気もします。
そうなれば一旦はリスクオフで円高、株安となった日本市場も結局は元通り!ということになりそうですが、そうは問屋が卸さなそう。
というのもトランプ氏は米国経済にとってプラスの面が多いドル安を望んでいるようなので、利上げには消極的になる可能性があるからです。
さすがに利上げ無しでは、トランプショックで始まった円高ドル安の流れを断ち切るのは恐らく厳しいんじゃないかなと思っています。
というわけで以上をまとめると、トランプ政策による米国経済の活性化で米国株は上がり、トランプショックに端を発した円高ドル安は利上げ先延ばしなり何らかの施策によってそのまま継続され、円高に苦しむ日本株は下がるという流れになるんじゃないかなと僕は考えています。
まぁ要するに、日本株が大半を占める僕のリスク資産の長期塩漬けがほぼ決まってしまったということですよ、はい・・・(涙)まぁ素人考えなので実際にどうなるかはまだ分かりませんけどね。
にしても折角大分含み損が解消できてきたところだったのになぁ。
まぁチャンスがあれば買い増ししますかね。しばらくは怖くて何も買えないけど。いや、いまのうちにたわらノーロード先進国株式を仕込もうか・・・うーん難しい。とりあえずは様子見かな、結局。
おわりに
トランプ氏が次期大統領となって日本的には苦しくなりそうです。
アメリカ国民は本当にこれでよかったんですかね。
Make America Great Again・・・聞こえは良いんですけどね。結局潤うのは企業や富裕層だけな気がするんですけど。日本のアベノミクスと同じで富めるものが富む的な。
小さな政府に広がる格差・・・これからアメリカはどうなってしまうのか、かなり興味深いですね。