トランプ相場に乗っかって保有銘柄を整理するシリーズもいよいよ終盤で、かなり保有銘柄の種類も減ってきました。
今回売却したのは以下3つの海外ETFです。
- VT(バンガードトータルワールドストックETF)
- VWO(バンガードFTSEエマージングマーケッツETF)
- BND(バンガード米国トータル債券市場ETF)
投資を始めて少し慣れてきた頃に、VTってのがなんか良いらしいという情報を見つけて海外ETFに興味を持ち、そこからVTだけではなく新興国株のVWOや米国債券のBNDも買うようになりました。
VTもVWOも買った時期が良かったのか、ドル建てでの評価額は結構良い感じに上がってたんです。特にVTなんかは好調な米国経済のおかげでかなり含み益が増えてました。ええ、ドル建てでは。
でも皆さんご存知の通り、トランプ相場が始まるまではかなりの円高でしたので、円に換算するとで、含み損とまではいかずともかなり評価額は目減りしてしまっていたんです。
それがこのトランプ相場による円安で一気に盛り返したってんで、銘柄数減らしたいと思ってたし、今のうちに売っておくことにしたというわけです。はい。
気になる売却益は?
ではでは早速この3つのETFの売買結果をどどーんとお見せしましょう!
銘柄 | 買付金額 | 売却金額 | 損益 |
VT | 148,775 | 164,660 | 15,885 |
VWO | 75,460 | 78,163 | 2,703 |
BND | 45,035 | 44,090 | -945 |
結局3つのETF合計で17500円くらいの利益を得ることができました。
毎度のことですが規模が小さくてすみません(苦笑)。弱小投資家なもんで。
BNDは損が出てますが、こいつだけ残しておいてもなんとなくスッキリしないので、そんなに損失も大きくないということでまとめて売却です。
ちなみにこれら3銘柄ともNISAで保有していたので、日本の税金・手数料は掛かりませんでしたが、米ドル口座では売却時に手数料と税金が取られました。
この外貨口座での売却手数料が思いのほか大きかったのがちょっと残念。(買う時に調べろよって話ですが)
VTでは744円、つまり売却益のおよそ4.7%も手数料が引かれたことになります。
売却益に対する税金は外貨口座でも掛からないと思っていたんですけど、実際には引かれてました。
こちらのブログ記事によると、為替差益に対しては税金がかかるということですので、きっと円貨決済で売却したから為替差益も計算してくれたのかな?と思ってますけど、どうなんでしょうか・・・?
今後の海外投資は円建ての投信で
持ってた海外ETF全部売っちゃって海外資産はどうすんだって話ですが、これからは円建ての投信でやっていくつもりでいます。
冒頭に保有銘柄を減らしたいから売ると言っていたのも、海外への投資をするのにわざわざ海外ETFを使う必要ないかな、円建ての投信でいいかな、と感じてきたというのがあるからです。
投信のコストが高かった昔だったら、低コストな海外ETFを使うモチベーションも高かったかと思いますが、最近は海外ETFと同レベルに低コストな投信も多くあります。
NISAを使って積み立て投資を行う僕の場合、上でも書いたように海外ETFの売却時にはNISAであっても税金・手数料がかかってしまいますから、非課税というNISAの利点を最大限活かすことができなくなってしまいます。
そう考えると、わざわざ海外ETFじゃなくて円建ての海外投信でいいじゃん!となるというわけです。
おわりに
トランプ相場で持ち直した海外ETFを全売却し、円建ての投信へと切り替えていくというお話でした。
今のところはたわらノーロード先進国株式の積み立てだけやっていますが、新興国株も買うべきかどうか悩み中です。
なんかもう海外投資は先進国だけでいっかなーなんて。
この半年間VWO持ってましたが、VTに比べたらあまり上がりませんでしたし・・・どうなんでしょうか。