長いことIPO投資から遠ざかっていましたが、久々にブックビルディングに参加してみました。
今年入ってくらいからずっとIPO投資していなかったので約9カ月ぶりになります。
今年の初め頃から仕事やら私生活やらが忙しく、手が回らなくなってしまって、すっかりサボってしまいました。去年はほぼ全てのIPO銘柄をチェックしていたのに・・・
続けていたらもしかしたら何か大当たりしていたかもしれないと思うと・・・ああ勿体ない。せめてSBI証券のIPOチャレンジポイントだけでも貯めておきたかったなぁ。まあ今更悔やんでも仕方ないし、これからはまたちゃんとチェックしていこうと思っています。
さて、今回記念すべきIPO復帰第一弾として申し込んだのはPKSHA Technology[3993]です。
どんな企業なのか簡単に調べてみたのでご紹介したいと思います。
売り物はアルゴリズム!東大発ベンチャー企業
PKSHA Technology(パークシャテクノロジー)は、自然言語処理、画像認識、機械学習/深層学習技術などを用いたアルゴリズムソリューションを、顧客の持つ様々なハードウェア端末に合わせて開発、提供する会社とのことです。
かなり平たく言ってしまえば、ソフトウェア開発会社ですね。ただ、その開発するソフトウェアがかなり高度なものというわけです。最近話題のAIに近い部分もあるかと思います。
実際、扱う製品の1つ「BEDORE」は、チャットやメールで自動的に会話を行うAI機能を提供するもので、例えばLINEで顧客からの質問に自動応答するなど既に導入実績もあるようです。
PKSHA Technologyは2012年10月に設立され、2017年現在、従業員は約40名でその9割が情報科学分野のエンジニアと研究者で構成されているとのこと。がっつり技術系の会社です。
注目すべき点は、大学発のベンチャー企業であるということ。
東京大学の研究室から発展していき創業に至ったとのことで、なんと国立研究開発法人科学技術振興機構及び国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構主催の「大学発ベンチャー表彰2017」では「文部科学大臣賞」を受賞した、注目のベンチャー企業なのです。
大学発のベンチャー企業と聞くと、最先端の技術でグローバルにも戦っていけそうという感じで期待が持てますね。
業績も期待が持てる
直近の業績としては、2016年が売上高4.59億円、営業利益1.57億円、経常利益1.57億円、純利益1.16億円という結果でした。
ベンチャーなので売上規模としてはそこまで大きくはないですが、営業利益率は34%となかなか良い感じです。
事業内容があくまでソフトウェア開発なので、製造業のように在庫をもたずに済むのが良いですね。
PKSHAの扱う機械学習などの分野は、最近「AI」がバズワードになっているように、これからどんどん伸びていくトレンド分野ではないかと思いますし、個人的には期待の銘柄ですね。
SMBC、SBI、マネックスからブックビルディング
というわけで今回のPKSHA Technologyについては、期待を持って僕の持つ証券口座3つの全てからブックビルディングに参加することにしました。
- SMBC日興証券:100株
- SBI証券:300株
- マネックス証券:100株
どれも仮条件価格上限の2400円での申し込みです。
ちょっと心配なのはIPOの規模が大きいことですかね。
公募2,074,000株、オーバーアロットメントによる売出311,100株で、仮条件上限の2400円で確定した場合は市場からの吸収金額が約57億円となります。
需給的には若干良くない気もしますが、上場日が重なっている銘柄もありませんし、何より事業内容的に人気出そうな銘柄ですので、その辺はあまり気にせず行こうかと思います。
おわりに
久々のIPOなのでビギナーズラック的な感じで当たってくれませんかねー。
抽選結果は9/13の水曜日。たったの2日ですが結果が出るのが待ち遠しいです!