保険に対する僕の考え方・スタンス

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このブログでは、保険に関する話題も扱っていきます。今後、保険に対する意見を述べるにあたって、僕の保険に対する考え方やスタンスが大きく関わってきますので、ここにまとめておきたいと思います。

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保険は預貯金では不足する状況に対してのみ掛けるのが基本

保険に対する僕の考え方の根幹にあるのは、「保険はギャンブル」ということです。この一言だけで僕の保険に対するスタンスが大体分かるかと思います。

保険はギャンブル。必要最低限のみ掛けるのが賢い付き合い方

保険は、良い面を見れば相互扶助の精神で不幸にあった人を助けあうシステムと言えます。

しかし実際には、そのシステムを運営する営利目的の企業があり、システムの運用にかかる経費を私たちの保険料から捻出しているわけですから、私たち保険加入者が受け取りうる保険金は目減りしているのです。

もちろん、運よく(運悪く?)保険金を受け取ることになった人は、支払った保険料以上のリターンが得られる可能性もあります。

でも、保険加入者全体でみると、保険会社に取られている分、受け取れる総額は確実に減っているのです。

これって、胴元が必ず儲かる、宝くじとかのギャンブルと同じ仕組みですよね。これを踏まえると、保険には入らないのが一番賢いと言えます。

が、もちろんそう簡単にはいきません。

というのも、ギャンブルと保険は当たると大金が貰えるという点は同じなのですが、貰えるときの状況が違うからです。

ギャンブルで当たったときは単純に現状に対して当選金が支払われるされるのに対し、保険で当たったときは負債をかかえた状態、すなわちマイナスの状態に対して保険金が支払われるわけです。

つまり、ギャンブルに賭けずに当たっても現状に変化はないから困らないけど、保険に入らずに当たってしまうと、マイナスの度合いによっては困ることになるのです。

以上のことから、「マイナスの度合いが大きいもの、すなわち自分の預貯金だけではどうにもこうにも対処できないような最低限の事態に対してのみ保険を掛ける」、というのが最も賢い保険との付き合い方だと僕は考えています。

掛け捨ての生命保険と損害保険は最低限必要

預貯金だけではどうにもならない事態として考えられるのは次の2つくらいだと思います。

  • 一家の稼ぎ手が亡くなる、もしくは働けなくなり収入が途絶える
  • 他人や、他人の物を傷つけたことで賠償請求される

これらの事態に対応できる保険である、生命保険(死亡と障害の両方に対応できるもの)と損害保険(自動車保険や個人賠償責任保険)は最低限必要と考えます。

なお生命保険には色々な仕組みがありますが、必要最低限の保障に対してのみ保険を掛けるようし、無駄な保険料を払わないように気を付ける必要があります。必要な保障額を掛け捨ての生命保険でカバーするくらいで良いというのが僕の考えです。

それ以外の保険は不要

それ以外の保険は基本的に不要だと考えています。

例えばメジャーな保険として医療保険がありますが、これは全然必要ないと思います。医療保険は入院に対して保険金が支払われますが、高額療養費制度があることや、近年入院期間そのものが短期化されていることから、そもそも入院時の医療費なんて預貯金で何とかなる額にしかなりません。

私たちは、国や健康保険組合の健康保険に毎月多くの保険料を払っていて、医療費を最低限に抑えることのできる高額療養費制度を利用できる状態にあるわけですから、あえて負ける可能性の高い民間の保険に保険料を支払う必要は無いと思います。

まとめ

保険は、胴元である保険会社が必ず勝つギャンブルです。

ですが、預貯金だけでは対応できないような事態、すなわち死亡や障害、賠償責任などにおいては、私たちの唯一の助けとなってくれる存在でもあります。

したがって、そういった事態に対する必要最低限の保険のみを掛け、それ以外の不要な保険料は支払わないようにすることが賢いお金の使い方といえるでしょう。

ギャンブルに費やすお金は最低限に抑える、これが僕の保険に対する考え方です。