ちょっと前の話になりますが、4月の終わり頃に、SMBC日興証券とマネックス証券の口座開設を完了しました。
これで今現在所有している証券口座は、以下の四つとなりました。
- SBI証券
- マネックス証券
- SMBC日興証券
- 丸三証券
ちなみにSBI証券はメインで使っている口座でして、丸三証券は日経テレコンの無料使用のために新社会人のときに開設して以来使ってません(汗)
これから投資を始める方などの証券口座選びの参考になるかも知れませんので、今回僕がなぜマネックス証券とSMBC日興証券を開設したのか、そしてこの新たに開設した口座をどのように使っていくつもりなのかをご紹介したいと思います。
2つの開設理由
今回新規にSMBC日興証券とマネックス証券の口座を開設したのには2つの理由があります。
1つはIPO株への投資力を増強すること、そしてもう一つは、米国債投資に向けた準備です。
IPO株への投資力の増強
IPO株で大儲け、なんて話よく聞きますよね?
それもそのはず、IPO株は値上がりする可能性が高く、しかも物によっては値上がり幅も大きくなるため、低リスクで大儲けしやすいお得な投資対象なんです。
しかし、そのために人気が高く、抽選で当たらなければ買うことのできないものでもあります。
だからといって、こんな高費用対効果、低リスクハイリターンの優良投資対象をみすみす逃すわけにはいきません。
それならどうすればいいのか?
抽選で購入権が与えられる以上、抽選の口数を増やすことで当選確率を高めるという対策しかないでしょう。
ということで、抽選口数の増強を図るため、IPO株の取扱いが多い証券会社を探した結果見つけたのが、SMBC日興証券とマネックス証券でした。
メイン証券口座として使っているSBI証券と、これら2つの証券会社は、業界中でも特にIPO株の取扱いが多いです。
当然、同一のIPO銘柄に対してもそれぞれ抽選数を割り当てられたりしますので、これら3つの証券口座からそれぞれ応募することで当選確率を2倍にも3倍にも高めることが可能となります。
この3社を押さえたことで、IPO株への投資力はかなり増強されました。
米国債投資に向けた準備
米国債への投資って皆さんしてますか?
僕の場合、海外ETFを通して間接的に米国債への投資はしていますが、直接的に米国債を売買したりはしていませんでした。
そんなある日、「証券会社が売りたがらない米国債を買え!」という書籍を読んで、ちょっと米国債そのものに直接投資してみたいなと興味を持つようになり、米国債の取扱いがある証券会社を探したんです。
(余談ですが、この書籍結構面白いです。米国債への長期投資(満期まで保有)で為替差損に負けずに安定した利益が出せることを解説しています。興味のある方はどうぞ)
(さらに余談ですが、このように直接的に売買できる外国債券を「生(なま)債券」と呼ぶそうです。生って聞くと食べ物な感じがするのはさておき)
ただ、探してみるとこれが意外と無くてですね、SBI証券などのネット証券ではまず取り扱ってないんですね。
で、色々リサーチしてようやく見つけたのがSMBC日興証券だったというわけです。
他にも野村証券、大和証券、三菱UFJモルガン・スタンレー証券といった大手証券会社でも取扱いがあるそうですが、僕はSMBC日興証券のダイレクトコース(対面取引ではなくオンライン取引となるコース)に決めました。
これは、SMBC日興証券は数少ない、オンライントレードで米国債を直接買うことのできる証券会社であったこと、そして先程お話ししたように、IPO株の取扱いが多いという点を総合的に判断した結果です。
できればあまり無暗に証券口座を増やしたくは無いですからね。管理が大変になりますし、エンジニア的には必要最低限でいくのが筋ってもんでしょう。
今後の使い道
早速、SMBC日興証券とマネックス証券の2つとも、IPO株への投資に使い始めたいと思います。
残念ながら最近はIPO株が出てこないのですが、とりあえず両口座にIPO投資資金としてそれぞれ30万円ずついれておきました。
僕の投資戦略としてはインデックス投資をメインにしていこうと考えていますので、あくまでIPOはサブ投資にしようと思っています。なので、IPO用の資金は最低限に。
一方でSMBC日興証券での米国債投資ですが、こちらはしばらくは保留にするつもりです。
というのも、上でご紹介した書籍が書かれた頃と比べ、米国債の利回りの悪化や、円安化があるので、書籍通りのリターンが期待できず、最悪、為替に勝てず損をする可能性があるからです。
これから円高になりそうですし、もう少し様子見して、金利上昇、円高を待ってからでも遅くないかなと思います。
良いタイミングが来たらすぐに買える準備が事前にできたというだけでも、今回口座を開設した意味はあるでしょう。
以上、SMBC日興証券とマネックス証券の口座開設について、でした。